青汁は美容にも効果があるの?
青汁は様々な栄養素を含んでおり、野菜不足を補うために生活に取り入れる人が多いようです。
中には栄養面のメリットももちろん考えつつ、美容効果に期待する人もいます。
この回では青汁に美容効果はあるのか、あるとすればどのような効果が期待できるのか見ていきます。
美容効果をもたらす青汁の成分は?
青汁を飲んで美容効果を実感する人は実際多く、目に見えた効果を実感できることからこれがモチベーションになり、長年愛飲しているという人もいます。
青汁に含まれる成分で美容効果が期待できる主な成分を見てみましょう。
ビタミンA
ビタミンAは目の健康を保つことで有名な栄養素ですが、もう一つ皮膚の健康を保つという重要な作用もあります。
傷ついた皮膚細胞を修復する作用があり、紫外線によるダメージからの回復を促進します。
肌の若々しさを保つヒアルロン酸やコラーゲンの生成に必要な栄養素でもあり、不足すると肌の弾力が失われ、見た目に老けた感が強くなります。
ポリフェノール
ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、体の酸化を防いで成人病予防などの効果が期待される成分です。
美容面では紫外線などに由来する皮膚の老化を防ぎ、シミやしわなどを予防する作用があります。
ストレスや運動などで体内で活性酸素が発生すると体全体の酸化に繋がりますが、ポリフェノールを栄養として摂取することで局所的な作用ではなく全身の酸化防止に役立てることができます。
ビタミンC
ビタミンCも強い抗酸化作用があり、皮膚の老化を防いだり活性酸素が全身の酸化を促進する作用を軽減、阻止する効果があります。
また健康な皮膚細胞を作るためのコラーゲンの生成を促進する作用の他、シミの原因になるメラニンの生成を抑制する作用もあります。
食物繊維
食物繊維は腸内環境を改善する作用があり、増えすぎた悪玉菌や悪玉菌が発生させる腐敗物質を吸着し、体の外に排泄してくれます。
特に便秘体質の人は体内で腐敗成分が充満すると体の具合が悪くなったり、肌の調子が途端に悪くなる人がいます。
食物繊維が体内の腐敗物質を体外に排泄することで肌の調子が悪くなることを防いでくれます。
乳酸菌が配合されている青汁では、腐敗物質が除去されたところに善玉菌を投入できるので、強い相乗効果が期待できます。